技術士第二次試験直前ということで。
評価基準
2-2ですが、評価基準は「専門的学識、マネジメント、リーダーシップ、コミュニケーション」となっています。
コンピテンシーはこちら。
専門的学識はまあ普通に専門的知識として、コミュニケーションは基本的には文書で明確な意思疎通を取ることで良いと思います。
意識したほうが良いのはマネジメントとリーダーシップです。
マネジメント
コンピテンシーにありますが、技術だけを書けってわけではないんですよね。コストや納期、実現性や安全性などを要求されています。
なので、調査・検討事項であったり、留意点・工夫点でもこれらに触れたほうが良いです。納期を送らせないためにどうするか、コストを抑えるためにどうするかというのも工夫点になると思います。
リーダーシップ
リーダーシップは、「多様な関係者の利害等を調整し取りまとめること」とあります。そのため、(3)の関係者との調整方策では、まず多様な関係者が誰がいるのかを明確にする必要があります。
そのうえで、「明確なデザインと現場感覚を持つ」とあるので、全体像を持ったうえで多数の関係者が参加するプロジェクトをどううまく進めるか調整するということを要求されています。ここはコミュニケーションの観点も入れてよいかと思います。
複数の関係者の連携をうまく進めるための取り組みとか、早期に情報共有をして手戻りの無いように進めるなどが良いかと。
まとめ
技術士第二次試験は筆記試験なので明確な正解がないという感じがしますが、採点基準は明記されています。
問題で問われているコンピテンシーを意識して回答すると、確実に点数が上がると思うので、コンピテンシーは印刷して部屋に貼っておくくらいがおススメです。
コメント