二つほど視聴したのでメモ的に。
ステレオカメラと FPGA で実現する 3次元空間認知の技術革新
二つのカメラで視差を利用して距離を検知するステレオカメラの画像処理をFPGAを利用して行うものでした。
ITD Labという会社の技術についてです。
個人的に面白いと思ったのは、インテルテクノロジーデイだけあって、実際に使っているFPGAのシリーズについて触れていたことです。CycloneⅤを使っているとのことで、もっと大きいものを使っていると思っていたので意外でした。実際のシリーズ名称を聞くと、抽象的な印象から親近感を感じます。
ステレオカメラの原理については、こちらのインテル代理店のマクニカサイトに記載があるので、見てみるのも良いと思います。
インテル® FPGA の高性能カメラ (科学計測用、X 線食品検査用) への適用
高性能カメラというだけあって、前述のCycloneⅤのようなデバイスではなく、Arria 10 GXのような大型、高速デバイスを使っているとのことでした。一口にFPGAとは言ってもやはり用途によって大きく違います。画像処理的にもデータ転送的にも性能要求が高いです。
光子を数えるとのことで、科学計測用というのは特徴的だなと思いました。
後半のX線食品検査用カメラは、センサ数が複数あるのでFPGAも複数組み合わせて使っていました。用途によってセンサの使用個数が変わるので、拡張性は必要要件というのにも納得しました。
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