アナログ回路の勉強として、今週のトラ技便りについて調べました。
半波整流回路
今回の問題の最初の回路の半波整流回路についてです。
①Vin<0の場合:Vinが負の場合は、反転増幅回路として動作します。
オペアンプとしては負の電圧を印可しているので、出力側が正になります。
オペアンプの-と+端子はバーチャルショートで0VのためD2はオフ、オペアンプの出力が正のため、D1はONとなり、VoutはダイオードD1分効果した電圧が出力されます。
②Vin>0の場合:Vinが正の場合は、オペアンプとしては正の電圧を印可しているので、出力側が負になります。
オペアンプの-と+端子はバーチャルショートで0Vでオペアンプ出力が負のためD2はオンになります。
D1のアノード側が負の電圧でオンせず、Voutがオペアンプの-側の電位と同じでバーチャルショートによるプラス側の0Vと同じになり、Voutは0Vになります。
上記①と②から、正弦波を入力して、以下の通り半波整流された電圧が出力されることになりました。
参考リンク
1)「実効値(RMS)に比例した直流電圧を出力する回路」,CQ出版
実効値(RMS)に比例した直流電圧を出力する回路 | CQ出版社 オンライン・サポート・サイト CQ connect
コメント